株式会社ハピネット

ハピネットグループCSR

HUMAN REPORT 2018:ハピネス・ネットワーキングの実現へ。私の取り組み。

スタッフ(法務)(株)ハピネット 経営本部 法務部 法務チーム 松永 啓吾

法務研修の実施でリーガルリテラシーの底上げを図り、取引の安全を確保

図:ハピネットフロー スタッフ(法務)

仕事・役割

ビジネス拡大のアクセルとブレーキを担う、法務の役割

私の業務は、取引先との契約締結時のフォロー(確認、作成)をはじめ、取引の際の法的相談や社内ガイドラインの整備、法令の社内周知徹底を図ることなどです。
また、ビジネスを拡大させるにあたり、法的なリスクを恐れすぎて回り道をしないよう、企業活動を後押しするアクセルとしての役割を果たし、一方で、利益を重視し過ぎて法律違反になりそうな場合にブレーキとして機能することでリスクを極力軽減する。それが企業法務としての私たちの役割です。

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下請法の社内研修を実施

かかわりの深いステークホルダー

  • 社員

CSRの取り組み

研修によるコンプライアンスの徹底で、取引の安全を確保

当社のビジネス活動において、業務を他の事業者に委託する場合は多々あります。そうした際に、下請取引に該当する事業者に意図的ではないにせよ不当な対応を強いることなどあってはなりません。そこで法務では従業員に、下請取引についての法律である「下請法(下請代金支払遅延等防止法)」に関する社内研修を実施しています。実例を交え、図解で分かりやすく示すとともに、実務に即した内容に落とし込んだことで、法律という難解な内容でありながら、現場からのリアルな質問や意見もあり、充実した研修となりました。
リーガルリテラシーの向上を図りつつ、下請取引の安全確保に取り組み、公平な取引を行うことで、お客さまへのより安全な商品やサービスの提供につなげています。

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(株)ハピネット 経営本部 法務部 法務チーム 
松永 啓吾

主なCSRの取り組み

  • リーガルリテラシーの向上
  • 人材育成
  • コンプライアンスの徹底
  • サプライチェーンマネジメント

今後の課題

改正民法の施行を控え、適切な体制を整備する

実務に携わる従業員が安心して業務を遂行できるよう、法務は最大限の支援を行いたいと考えています。法務がかかわる場面は、おそらく契約を締結、解約する時と、仕事上でのトラブル発生時が多いと思います。ルールに則った取引を行うことはもちろん、万一問題が生じた際に、適切かつ速やかな対応を行えるよう法的知識の底上げを図っていきます。なお、120年ぶりの改正となる民法が2020年4月に施行されることから、今後は実務への影響を鑑みながら法務の体制を整えたいと考えています。

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