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(株)ハピネット メディアコンテンツカンパニー
ピクチャーズユニット IP企画チーム

川浪 彩奈

VTuberという新しい領域への参入で、
ハピネットの魅力を多方面に発信

相関図

仕事・役割

ハピネットオリジナルVTuberの創出による新たな顧客の開拓

中間流通業をメインとするハピネットの中で、ピクチャーズユニットは映像メーカーとしての機能を有しています。その中のIP企画チームは、ハピネット独自のキャラクターIPの創出・運営を使命としています。

「おねがいっパトロンさま!」は、ハピネット完全オリジナルの「VTuber(バーチャルYouTuber)」によるキャラクターコンテンツです。2020年10月よりYouTubeにて配信を開始したWebアニメを中心に、今後はさまざまな媒体でも展開していきます。ハピネットの強みであるトップクラスの流通シェアや、エンタテインメントのノウハウを生かし、幅広いユーザーへコンテンツをお届けしており、日本だけではなくアジアやヨーロッパからもご視聴いただいています。

YouTubeアニメはこれまでハピネットが取り扱ってきたTVアニメと違い、ユーザーが自主的にアクセスしない限り、タッチポイントがゼロとなってしまうコンテンツです。TwitterのようなSNSはもちろん、アニメグッズ専門店などのターゲットが集まる場所でチラシを掲示する、TVCMを流すなど、インターネットの外でも宣伝施策を実施して認知を広げ、幅広いユーザーを獲得できるよう取り組んでいます。

かかわりの深いステークホルダー

  • お客さま
画像
ハピネット完全オリジナルの「VTuber」によるキャラクターコンテンツ「おねがいっパトロンさま!」

CSRの取り組み

既存のフォーマットとは違った余暇時間の過ごし方を提案

ハピネットオリジナルコンテンツである以上、そのキャラクターは「ハピネットのキャラクター」として認識されます。そのため、キャラクターをハピネットの従業員と同じであると捉え、その人格を尊重するよう心掛けています。例えば、キャラクターに対して「男らしい」といった性別による分業表現を行わない、持って生まれた外見を評価しないなど、現実の人間にするべきでないことはキャラクターにも行わないよう配慮しています。

いつでも無料で楽しめるアニメ作品をYouTubeにて毎週配信するという私たちの試みは、1クール(約3カ月)で終了するテレビアニメや、2時間ほどでエンディングを迎えてしまう映画などと異なる、新しい形のエンタテインメントです。新型コロナウイルス感染症の影響で外出が制限され、「在宅時間をいかにして過ごすか」がキーワードとなった年に、これまでのフォーマットと一線を画した余暇時間の使い方をご提案できたのではと感じています。

主なCSRの取り組み

  • 顧客満足の向上
  • 新たなエンタテインメントの提供
写真
(株)ハピネット メディアコンテンツカンパニー
ピクチャーズユニット IP企画チーム
川浪 彩奈

今後の展望・課題

ユーザーに最適な手段で、ハピネットオリジナルコンテンツを届ける

2020年は外出自粛により在宅での娯楽需要が高まり、YouTubeの視聴者数が大きく伸びました。新型コロナウイルス感染症が収束に向かえば、再びユーザーが直接現地で参加できるエンタテインメントの需要が高まっていくと考えられます。「おねがいっパトロンさま!」は現在、SNSやYouTubeを中心にユーザーとコミュニケーションを行っていますが、今後はライブイベントなどユーザーと直接交流できる企画に挑戦し、活動の幅を広げていきたいと考えています。

ハピネットグループは流通事業において盤石な体制を持っていますが、これからはさらにオリジナルIP開発においてもユーザーに認知されるよう精進していきたいと思います。今回はYouTubeというプラットフォームを利用しましたが、今後も新しいプラットフォームが登場するはずです。柔軟に時代の変化に対応し、ユーザーに最適な手段で、ハピネットオリジナルコンテンツをお届けできればと思います。