ハピネットのCSR > 特集2 SNSを活用して認知度を拡大、新たなファン層を獲得した小型電子ペット「ハグミン」
ハピネットは中間流通業にとどまることなく、自社オリジナル商品の企画・開発を行うとともに、その商品認知拡大に向けた施策の展開によって新たなファン層を獲得し、より多くのお客さまに幸せをお届けしています。
「ハグミン」は、指にはめると愛らしい仕草で癒してくれる新感覚の小型電子ペットです。3つのセンサー(触覚・音声・傾斜センサー)と超小型モーターを13センチのボディに搭載しており、動いたり、しゃべったり、笑ったり、悲しんだりと、まるで感情を持って生きているかのようなリアクションで応えてくれます。 全世界で「Fingerlings」の名で親しまれている商品を展開するWowWee社(カナダ)とライセンス契約を結んだハピネットは、商品名を「ハグミン」として、より多くの日本のお客さまに楽しんでいただくため日本向けにローカライズするとともに、「お世話セット」など日本独自の商品を企画開発し、販売しています。
同時に、人気お笑いタレントがハグミンに扮したテレビCMや魅力的な売り場づくりなど、商品の認知拡大に向けた施策を展開。2018年にSNSで開催した「ハグミン夏休みフォトコンテスト」には、ハグミンと一緒に撮った写真が500件以上寄せられ、盛り上がりをみせました。さらには女性ファッション誌『Domani』のオンライン版にてハグミンの魅力に迫る記事が連載され、新たなファン層の獲得にもつながっています。
ハピネットは、これからも夢のある楽しい商品の提供を通じて、より多くの皆さまに魅力ある商品をお届けしたいと考えています。
3つのセンサーによって、眠ったり、投げキッスをしたりと、
何十種類ものかわいい仕草や動きをしてくれる。
人気お笑いタレントを起用したCMの撮影風景
SNSを活用した「ハグミン夏休みフォトコンテスト」で
グランプリを受賞した作品
ハグミンの楽しさを訴求した売り場
(株)ハピネット プロダクトディベロップメントユニット マーケティングチーム 中久木 俊哉
写真共有アプリ「インスタグラム」を活用した「ハグミン夏休みフォトコンテスト」は、ユーザーが特定のハッシュタグと共にハグミンとの夏の思い出写真を自身のアカウントから投稿すると、公式サイト内の特設ページにその投稿写真が自動的にアップされるという仕組みを用いた、お客さまとハグミンの接点機会の創出を狙ったデジタルプロモーション施策です。
ハグミンの可愛い仕草や表情がインターネット上でも話題となったことに加えて、小さなお子さんを持つインフルエンサー(流行に敏感で世間に大きな影響力を持つユーザー)の投稿も相次いだことから、女性ファッション誌からの取材を受け、普段なかなか玩具とは結び付きにくいファッションという分野でもハグミンの認知度を拡大させることができました。
今後もプロモーションという仕事によって商品の魅力をお客さまに伝え、商品とお客さまの出合いをサポートすることで、多くのお客さまに夢や楽しさを届けていきたいと考えています。
中久木 俊哉
(株)ハピネット・マーケティング 第3営業部大阪SR2チーム 杉丘 達哉
販売店さまの店頭でハグミンの魅力をお客さまにわかりやすく伝え、興味を持っていただけるような売り場づくりに注力しています。ハグミンの売り場づくりにあたっては、まずお客さまにハグミンという玩具を知っていただこうと、販売店さまと交渉して売り場のメイン通路に商品を展開していただき、子どもたちの手が届く範囲に商品サンプルを設置しました。また棚の支柱やモニター脇といった目につくいろいろな箇所にハグミンのサンプルを設置することで、お客さまのアイキャッチと遊び方の新たな発見ができるような売り場づくりを目指しました。テレビCMと併せて目立つ売り場づくりを展開したこともあり、両者の相乗効果でお子さまや保護者の方々にハグミンの存在や面白さを訴求できたと考えています。そうした取り組みが評価され、社内の売り場づくりコンテストにて1位を獲得できたことは、私自身の大きな励みとなりました。
子どもの頃から特撮番組が大好きで、関連玩具からたくさんの夢をもらいました。玩具を子どもたちに届ける側の存在となった今、玩具を通じてより多くの子どもたちに夢を届けていきたいと思っています。
杉丘 達哉