ハピネットのCSR > 特集3 従業員が生き生きと、自立して活躍する組織の実現に向けて
ハピネットは、従業員が生き生きと働き、高いモチベーションをもって主体的に活動する組織の実現を目指し、組織の状態を可視化する「組織診断」を実施するなど、組織活性化に向けた取り組みを実施しています。
ハピネットは、時代の変化に合わせて組織を変革し、従業員一人ひとりが高いモチベーションをもって主体的に活動するとともに、他の従業員と協働して高い目標にチャレンジしていく組織の実現を目指しています。その足掛かりとして、2019年度から年2回の「組織診断」を導入しました。全従業員を対象に、「会社全体」「直属上司」「職場」の3つの分野に関するアンケート調査を行い、従業員の会社に対する期待度や満足度を可視化・数値化し、組織の本質的な課題の把握に努めています。
また2019年4月には、会社の変革を主導していくのは従業員一人ひとりであるという考えのもと、各部門長クラスから20代の若手メンバーまで幅広い世代が参加する組織横断の「ワークスタイルイノベーションプロジェクト」を発足しました。このプロジェクトは、ハピネットとして目指すワークスタイルを定義したうえで、変革すべき課題を抽出・整理し、方向性や優先順位の提案を行うことを目的としており、従業員が主体的に考える体制を整えています。ハピネットは今後も、従業員一人ひとりが意見を言いやすい風土を醸成してボトムアップ型組織の実現を目指すとともに、各自が自立して生き生きと活躍できる組織の実現を目指し、さまざまな取り組みを進めていきます。
組織診断の結果を受け、部門責任者クラスで研修を実施
(株)ハピネット 経営本部 人材開発部 人材育成チーム 秋元 真弓 / 岸成 明 / 町永 千春
同じ会社に勤める従業員として、互いの働きぶりはわかっていても、具体的に組織がどのような課題を抱えていて、何を改善すべきなのかといったことを数値化する手段はこれまでありませんでした。そこで当社は「組織診断」を実施し、当社の課題や従業員のニーズを明らかにすることで、従業員が生き生きと活躍できる環境の整備に取り組んでいます。
また、組織診断の結果を受け、部門責任者クラスには、現場で組織変革のPDCAサイクルを回せるよう研修を実施するほか、理念や将来ビジョンなどの浸透に向けた社長や事業部長による従業員向けメールマガジンの発行、社員の声として多く上がった休憩スペースの設置など、顕在化した課題の解決に向けた取り組みを進めています。
当社の人事憲章に「会社と社員は対等である」とあるように、誰かが会社を変えてくれるのを待つのではなく、従業員一人ひとりが会社のことを考え、それによって会社も変わっていく。そのようなボトムアップ型の組織を目指し、組織活性化に向けた施策を今後も実施していく予定です。
写真左から、
町永千春 / 秋元真弓 / 岸成明