サプライチェーンにおける環境負荷低減
ハピネットグループは環境への配慮が持続可能な社会の実現に向けた重要課題であるとの認識のもと、サプライチェーン全体での環境負荷低減に取り組みます。
中間流通業の役割
流通全体を最適化するための付加価値を提供して“社会的エネルギー・コストの抑制、効率化”、さらには“サプライチェーン(流通)全体の生産性向上”に貢献することをめざしています。
私たちはエンタテインメント商材の中間流通トップ企業です。
中間流通業の役割
メーカーさま・販売店さまのメリット
- 作業量・コスト削減(物流/人件費)
- 在庫リスク低減
- 情報の入手(販売/消費/市場情報)
- CO₂などの環境負荷低減
メーカーさまと販売店さまが直接取引をすると、商品流通に伴うトランザクション ―― ある目的のためにモノを運んだり、情報を届けたりする活動の単位 ―― は中間流通業の役割(機能)左図のとおり「9」となります。ところが、中間流通業の役割(機能)右図のように、中間流通業としてのハピネットグループが商品を一括して集約・配送し、情報を収集・発信すると、トランザクションは「6」で済み、トランザクションが減った分、物流・情報処理などに必要なエネルギーや労力、コストを削減でき、またCO₂の排出量なども削減することができます。この効果は、メーカーさまの数、販売店さまの数、取り扱いアイテム数が多くなるほど増大します。 膨大な数のエンタテインメント商材を取り扱うハピネットグループは、営業・仕入れ・物流の連携の強化による効率的な商品配送を行うことで、環境負荷低減を推進しています。
事業活動によるCO₂排出量の削減
ハピネットグループでは、社員一人ひとりの現場での取り組みやカンパニー・ユニットなどの組織レベルでの事業活動を通じたCO₂排出量削減の取り組みを継続的に進めています。
物流部門におけるグリーン電力と太陽光パネルの導入
物流部門では、船橋ロジスティクスセンターへのグリーン電力の全面導入による使用電力の切り替えや市川ロジスティクスセンターへの太陽光パネルの設置による自給電力の確保を進めることで、CO₂排出量削減に努めています。引き続き、あらゆる面で脱炭素に取り組み、さらなるグリーンロジスティクスを目指して活動してまいります。
オリコン納品の拡大による梱包材削減
物流部門の東大阪ロジスティクスセンターを中心に、近隣店舗へのルート配送時の納品方法を従来の段ボール納品からオリコン(折りたたみコンテナ)納品へと切り替えを進めています。
繰り返し使用でき外部衝撃にも強いオリコンで商品を納品することで、物流資材(段ボールやテープなど)の製造・仕入れ・使用に伴って発生するCO₂排出の削減や輸送時の商品破損の軽減を実現しています。また、店舗さまにおける開梱作業や廃材処理の削減にも繋がり、品出し効率の向上にも貢献しています。今後もオリコン納品の拡大に努めてまいります。
環境マネジメント強化
ハピネットグループでは、社内外との連携を通して環境負荷低減の実現を目指したPDCAサイクルの構築を進めると同時に、事業ごとに環境負荷係数を把握することでマネジメント体制の強化に努めています。
環境パフォーマンスデータ収集によるマネジメント体制の強化
ハピネットグループでは、さらなる環境マネジメント強化のため、環境パフォーマンスデータの収集により、事業が環境に及ぼす影響の把握に努めています。
事業ごとの環境負荷係数の把握、環境負荷低減に向けたPDCAサイクルの構築を実現するため、引き続きマネジメント体制の強化を進めてまいります。
- 廃棄物の削減、再利用
- サプライチェーンにおける環境負荷低減
- 商品・サービスを通じた幸福で豊かな暮らしへの貢献
- ダイバーシティ&インクルージョンの推進
- デジタルトランスフォーメーション
- 健全かつ有効なコーポレートガバナンス基盤の構築