ヒューマンレポート 2022年度
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2. ロジスティクス(物流)
L&Sカンパニー(株)ハピネット・ロジスティクスサービス
物流管理チーム
須藤 恭平
大規模災害に対応したリスクマネジメントの強化に取り組み、
有事に強い企業体質の構築を目指す
仕事・役割
ハピネットの物流拠点の運営をサポート
ハピネット・ロジスティクスサービスは、ハピネットグループ各社が取り扱う、玩具・ビデオゲーム・映像音楽ソフトなどのエンタテインメント商材を管理し、日本全国のお客さま(販売店・消費者)に商品をお届けするための物流機能を担う部門です。
3カ所の主要物流拠点(関東2、関西1)と、商材特性・地域性を持つ5カ所の物流拠点を起点に物流ネットワークを展開し、全国約2万の販売先(店舗)およびインターネット・ショッピングを利用されるお客さまに商品をお届けしています。
私が所属しているのは、その中の「物流管理チーム」というスタッフ部門です。人事・総務・経理など幅広い業務を担い、各物流拠点の運営をサポートしています。
かかわりの深いステークホルダー
- お取引先さま
- お客さま
- 従業員
サステナビリティ
大規模災害に備え、BCP対策や避難訓練を実施
私たちが注力している取り組みのひとつが、大規模災害に備えたリスクマネジメントです。きっかけは2011年の東日本大震災。当時はあらゆる面で事前の対応・対策が十分だったとはいえず、被災直後の対応には課題が残りました。
この反省から、災害が発生しても重要な事業を中断させないよう、設備や通信の点検マニュアルおよび緊急連絡網を作成するとともに、年2回の訓練でこれらを実際に使用することで、有事の際の生きたマニュアルとなるよう努めるなど、物流拠点に特化した災害対策を進めています。
また毎月、全出勤者を対象に避難訓練を実施し、地震発生時の初動や集合場所・避難経路の確認、点呼による不明者確認、無線連絡の実演などを行っています。とにかく体で覚え、考えずに動けるようになることが目標です。
当社の行動指針の一つである「何が大切か、何が正しいか」を事前に考え、災害発生時の各自の役割・対応を明確にし、各自が適切な対応を迅速に行うことで、速やかな事業活動の再開を目指しています。
主なサステナビリティ
- リスクマネジメントの強化「リスク管理体制の見直しと社内への理解・浸透」
今後の展望・課題
有事においても、社会的役割を果たし続けていくために
新型コロナウイルス感染症へのリスクマネジメントも重要です。物流倉庫は作業者が非常に多い環境なので、集団感染が発生しないよう継続して注意を払っていく必要があります。基本的な予防策に加えて、感染者や濃厚接触者への待機指示など、さまざまな対応を実施していますが、今以上に有効な感染予防方法の実施が難しいと感じます。対策に「緩み」が出ないよう継続して管理に努めていきたいと思います。
当社が有事においても社会的役割を果たし続けていくためには、物流機能の継続性をいかに確保するかが重要な課題です。物流機能の多くを担うハピネット・ロジスティクスサービスがその役割を止めるわけにはいきません。今後も、BCPの改善に取り組み、有事に強い企業体質の構築に取り組んでいきます。